Evidence data platform constructed
by Council for Science, Technology and Innovation
我が国の科学技術力の向上を図っていく上で、大学等の研究機関における「研究力」、「教育力」、「資金獲得力」を高めていくことが非常に重要となってきています。こうした中、大学等の研究機関における「研究」「教育」「資金獲得」の状況に関するエビデンスを収集・分析し、データ共有プラットフォームとしての e-CSTI(Evidence data platform constructed by Council for Science, Technology and Innovation)を通じて、政府や大学等研究機関の関係者と共有する仕組みを構築しました。政府や大学等研究機関の関係者は、e-CSTI のデータをも活用しつつ、エビデンスに基づく政策立案(EBPM: Evidence based Policy Making)やエビデンスに基づく法人運営(EBMgt: Evidence based Management)を推進していくことが期待されています。
(注)「統合イノベーション戦略」(平成 30 年 6 月 15 日閣議決定)(https://www8.cao.go.jp/cstp/tougosenryaku/tougo_honbun.pdf ) および「統合イノベーション戦略 2019」(令和元年 6 月 21 日閣議決定)(https://www8.cao.go.jp/cstp/togo2019_honbun.pdf
)ではエビデンスシステムを構築し、令和元年度に政府内で利用開始すること、また令和 2 年度に国立大学、国立研究開発法人等の研究機関で利用開始することとしています。また、「統合イノベーション戦略 2020」(令和2年 7月 17日閣議決定)ではエビデンスシステムの利用を促進するため、公開可能な部分については、公開サイトとして公開していくこととしています。
e-CSTI には個人情報は掲載しておりませんが、機微な情報あるいは第 3 者が権利を有する情報を使用している分析があるため、それらの分析についてはユーザーを政府や大学等研究機関の関係者に限定しております。
e-CSTI の基本構造としては、(1) 科学技術関係予算の見える化、(2) 国立大学・研究開発法人等の研究力の見える化、(3) 大学・研究開発法人等の外部資金・寄付金獲得の見える化、(4) 人材育成に係る産業界ニーズの見える化、および (5) 地域における大学等の目指すべきビジョンの見える化の 5 つの機能から構成されています。
これらの機能の詳細を列挙すると以下のとおりです。
e-CSTIを通じたEBPM等の推進及び公開サイトの立ち上げについて
e-CSTIを通じたEBPM等の推進に係る取組状況について
女性活躍に係るガラスの天井の見える化の試み(研究・イノベーション学会JWSE分科会2020年12月例会 2020年12月17日開催) [外部サイト]
女性活躍に係るガラスの天井の見える化の試み
EBPMと高等教育:内閣府エビデンスシステム(e-CSTI)を巡って(広島大学高等
教育研究開発センター主催公開研究会 2020年11月11日開催) [外部サイト]
上山 隆大
宮本 岩男 金田 篤志 井上 瑶子 川地 信輔 三田 輝貴 有本 英生
西山 智 桐原 幸彦(ジェネレーションパス) 渡辺 祐貴(ジェネレーションパス) 米田 賢治(カンナート)
七丈 直弘 長谷山 美紀
水野 正人 岩佐 幸雄 笹林 徹 川田 亮一 奥村 洋 三井 貴博 (政策研究大学院大学)
宇佐美 徳隆 藤井 俊彰 藤田 裕二 西岡 照夫 眞岩 秀行 山口 泰宏 石田 貴士 豊島 竹男(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 田村 浩司(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 奥田 亘(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
佐栁 融 江端 新吾 高松 伴直 植草 茂樹(植草茂樹公認会計士事務所) 豊増 信賢(エデュース) 水之浦 啓介(株式会社野村総合研究所) 新治 義久(株式会社野村総合研究所) 河原 秀行(株式会社野村総合研究所) 梶原 光徳(株式会社野村総合研究所) 中田 壮星(株式会社野村総合研究所) 羽鳥 賢一(大学技術移転協議会) 福田 猛(大学技術移転協議会)
岩崎 琢哉 篠原 徹 山本 真司(河合塾) 辻 太一朗(履修データセンター) 阪田 史郎(千葉大学) 永松 礼夫(神奈川大学)